前回に続いて、日本添乗サービス協会の中込さんを講師に迎えての講座です。具体的に「旅程管理主任者」の資格をとるための活動についてのお話が中心です。講師も受講生もお互いに2回目ということもあり、前回より和やかな雰囲気の中での講義となりました。
その中でツアー添乗員の資質について語られていました。添乗を専門にする人はほとんどがインハウス系か独立系の派遣会社に所属しています。派遣先の旅行会社やお客様とのコミュニケーションを求められるのはもちろんのこと、現場ではトラブルの解決など、臨機応変な対応を求められます。
お客様の安全管理業務など大変なことも多いけれど、労を厭わず行動することで、お客様から直接感謝の言葉をいただける、もしくは次の機会に指名をいただける、それが自身のモチベーションを高め、やりがいに繋がるということでした。「添乗員は旅の演出家でもあるのです」との言葉がありましたが、まさにそのとおりですね。旅の舞台を安全に、楽しく演出して下さるツアー添乗員さんたちの活躍を、今までとは違った目で見ることができそうです。
次回からは実際に現場で活躍されている添乗員の方々が講師を担当して下さるとのこと。舞台裏を含めて、色々なお話を聞けるのが楽しみです!
(受講生 記)