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『ツアー添乗員養成講座』第4回受講記

10/25(水)「国内旅行ベテラン添乗員の仕事拝見」
講師 株式会社ツーリストエキスパーツ アサイナー 中村 響 様
(近畿日本ツーリスト系列 クラブツーリズム社も同グループ)
   
 中村講師は、添乗員業界20年のベテランで、入社からの10年間は現場で添乗員を経験し、スタッフの燥配が本業の今も繁忙期には添乗をされている。
 バスツアーの顧客層は60から70歳代が中心で、同世代の添乗員に対しては評価が厳しいとのこと。定年後にチャレンジする方には、ある程度の覚悟が要りそうだ。


  前回の森部講師と同様に、旅行参加者の「アンケート」は重要らしい。年間の高評価添乗員は表彰され、ゴールド会員になると、派遣先の旅行会社から別途手当もあるとのこと。逆に評価が下って退場となるケースも紹介された。
・集合場所に遅刻する。(理由の如何を問わず)
・集合場所で旅行客を積み残す。 など 


 添乗中の昼食は旅行参加者とは別メニュー(カレーライス等)ではあるが、だいたいは提供されるので、入社以来添乗時のお昼代は払ったことがないとのこと。これはうらやましい。繁忙期と閑散期の差が大きい。3日間のツアーが何回も連続するシーズンもあれば、1か月休業となることもある。勤務日数によって社会保険に加入できる方もいれば、そうでない方も。今日のお話は、ツアー添乗員という仕事の楽しさもさることながら、厳しさを実感した講義でした。

(2017.10.25受講者 記)